Sony GY-2120WD User manual

L tt V 3 0 3 859 495 03 (1)
DIGITAL INFORMATION RECORDER
GY-2120WD/2120WS
OPERATION MANUAL [Japanese/English]
1st Edition (Revised 2)
Serial No. 10001 and Higher
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災
や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製
品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよく
お読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつ
でも見られるところに必ず保管してください。
警告

L tt V 3 0 3 859 495 03 (1)
警告表示の意味
このオペレーションマニュアル
および製品では、次のような表
示をしています。表示の内容を
よく理解してから本文をお読み
ください。
警告
この表示の注意事項を守らない
と、火災や感電などにより死亡
や大けがなど人身事故につなが
ることがあります。
注意
この表示の注意事項を守らない
と、感電やその他の事故により
けがをしたり周辺の物品に損害
を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
火災 感電
本機は安全に十分に配慮して設計されています。しかし、電気製品はまち
がった使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故
につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
2 (J) 〜4 (J) ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめ
します。点検の内容や費用については、本機を購入された販売店にご相談く
ださい。
故障したら使用を中止する
本機を購入された販売店にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
安全のために
•煙が出たら
•異常な音、においが
したら
•内部に水、異物が
入ったら
•製品を落としたり、
キャビネットが破損
したときは
/1電源を切る。
2電源コードや接続コードを抜く。
3本機を購入された販売店に修理を依
頼する。
すぐに電源を切り、消火する。
/
炎が出たら
禁止
分解禁止
強制
指挟み

1 (J)
Ltt V 30
警告 .................................................................................2 (J)
注意 .................................................................................3 (J)
概要 ...................................................................................5 (J)
システム構成図 .............................................................5(J)
DTF のテープレイアウト.................................................5(J)
トラックセットのレイアウト................................................6(J)
各部の名称と働き .............................................................. 7 (J)
取り扱い上のご注意......................................................... 11 (J)
準備 ................................................................................ 12 (J)
接続..............................................................................12(J)
SCSIアドレスの設定....................................................13(J)
表示部のコントラストの調整 ........................................13(J)
SETUPスイッチの設定 ..............................................13(J)
操作 ................................................................................ 14 (J)
操作開始と終了...........................................................14(J)
カセットの出し入れ ......................................................14(J)
フォーマット(DTF) ...........................................................15(J)
ロード(DTF) .....................................................................16(J)
目次
日
本
語
アンロード(DTF) ........................................................................................................... 17(J)
リカバ ー (DTF) ................................................................................................................ 18(J)
データ圧縮 ...................................................................18(J)
スペシャルイジェクト....................................................19(J)
表示 ................................................................................ 20 (J)
システム立ち上げ時の表示 ........................................20(J)
操作中の表示..............................................................20(J)
スペシャルイジェクト時の表示 ....................................21(J)
正常動作時のステータス表示 ....................................21(J)
ワーニングコード..........................................................22(J)
HoursMeter表示 .......................................................22(J)
エラーメッセージ ..........................................................23(J)
エラーコード .................................................................23(J)
保守 ................................................................................ 25 (J)
クリーニング .................................................................25(J)
エアフィルターの交換..................................................25(J)
仕様 ................................................................................ 26 (J)
GY-2120WD/2120WSについて
GY-2120WDはWideDifferentialType、GY-2120WSはWide
Single-EndedTypeのSCSI-2インターフェースを備えています。
御使用になるホストコンピューターのインターフェースに合わせ
て、適切なインターフェースタイプと接続ケーブルをお選びくださ
い。異なるタイプのSCSIインターフェースと接続すると、正しい
動作は行われません。また、故障の原因となります。
その他の外観、機能、性能には違いがありません。
このオペレーションマニュアルでは、特に区別する必要がない
場合は、GY-2120WD/2120WSの総称としてGY-2120を使用し
ています。
注意
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会
(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置です。この装置
は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置
がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障
害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。

3 859 495 03 (1)
2 (J)
Ltt V 30
医療などの特殊な分野では使用しない
本機は一般事務機器です。医療などの特殊な分野で使用すると、他の機器に
障害を与えることがあります。
外装を外さない、改造しない
外装を外したり、改造したりすると、感電の原因となります。
内部の調整や設定および点検を行う必要がある場合は、本機を購入された販
売店にご依頼ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コードや接続コー
ドを抜いて、本機を購入された販売店にご相談ください。
指定された AC電源コードを使用する
指定以外の AC 電源コードを使用すると、火災や感電の原因となります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となります。
・電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
・重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
・熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
・電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
・ラックマウントするとき、レールにはさみ込まない。
万一、電源コードが傷んだら、本機を購入された販売店にご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置 •使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
表示された電源電圧で使用する
機器に表示されたものと異なる電源電圧で使用すると、火災や感電の原因と
なります。
下記の注意を守らないと、
火災や感電により死亡や大けがにつながることがあります。
感電火災
警告
禁止
分解禁止
禁止
強制
禁止
禁止
強制

3 (J)
Ltt V 30
禁止
禁止
禁止
強制
ぬれた手で AC電源コードのプラグに触れない
ぬれた手でAC電源コードのプラグに触れると、感電の原因となることがあ
ります。
お手入れの際は、電源を切る
電源を接続したままお手入れをすると、感電の原因となることがあります。
運搬時には、接続ケーブルを取り外す
本機を運搬する際には、AC電源コードおよび接続ケーブルを必ず取り外し
てください。接続ケーブルに引っ掛かると、転倒や落下の原因となることが
あります。
運搬時には必ず底面を持つ
カセットテープ挿入口や前面パネルの前扉下部に手を差し込んで本機を持ち
上げたりすると、挿入口や前扉が壊れてけがをすることがあります。本機は
重量物ですので、必ず底面を持って正しい姿勢で運搬してください。不安定
な姿勢で運搬すると、腰痛になったり、落下によるけがをすることがありま
す。
安定した場所に設置する
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に設置しないでくださ
い。製品が落ちたり傾いたりして、けがの原因となることがあります。
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の原因となることがあります。
•逆さまや横倒しにしない。
•風通しの悪い、狭いところに押し込まない。
•毛足の長いじゅうたんや布団の上に置かない。
•布をかけない。
重い物を載せない、踏み台にしない
本機の上に重い物を載せたり、踏み台にしたりすると、載せたものが落下し
たり、本機が倒れたりして、けがの原因となることがあります。
ファンが止まったままの状態で使用しない
ファンモーターが故障すると、火災の原因となることがあります。交換は、
本機を購入された販売店にご依頼ください。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
注意
禁止
強制
強制
強制

3 859 495 03 (1)
4 (J)
Ltt V 30
カセットテープ挿入口に手を入れない
カセットテープ挿入口に手を入れると、けがの原因となることがあります。
エアフィルターは定期的に交換する
エアフィルターは定期交換してください。定期交換せずに長期間使用してい
ると、発熱することがあります。
指挟み
強制
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
注意

5 (J)
概要
GY-2120は、DTF(DigitalTapeFormat)を採用し、ホストコン
ピューターと接続して、大容量のデータを記録する1/2インチテー
プストリーマーです。記録容量は、Lサイズカセットで42GB、Sサイ
ズカセットで12GBです。
データは、圧縮して記録することもできます。圧縮した場合の記録
容量は、Lサイズカセットで108GB、Sサイズカセットで31GBです。
インターフェースはSCSI-2をサポートしており、ホストとは12MB/s
での高速データ転送を実現しています。
ERROR COMP. I/O BUSY POWER
UNLOAD
PUSH OPEN
S
DIGITAL INFORMATION RECORDER GY-2120
DTF
SCSIバス
ホストコンピューター
DTFのテープレイアウト
本機は、テープ上に様々な管理テーブルを備えています。 さらに
データトラックの属性については、個々のデータトラックの一 部を利
用して管理しています。この管理方法により、本機は一般にシー
ケンシャルアクセスデバイスが備えている、論理的なファイルやブ
ロックの概念を実現しています。
未使用領域:テープの先頭から10m±50cmとテープの終端か
ら15m±50cmは、未使用領域です。
ダミー:データを読み書きするための調走区間(Run-up)です。
VSIT (Volume Set Information Table):この領域は、テー
プ全体のボリュームの情報の管理を行います。
DIT (Directory Information Table):各ボリュームの先頭に
あり、そのボリュームの情報の管理を行います。
データ領域:ユーザーデータを保存する領域です。
ボリューム:DITとEODで囲まれた1つの単位です。
EOD(EndofData):各ボリュームの最後を示す領域です。
GY-2120
データ領域 データ領域
N N+1
データ領域
1
DIT
EODVSIT
LBOT LEOT
DIT DIT
EOD EOD
システム構成図
ボリューム1ボリュームNボリュームN+1
ダミー ダミー ダミー

3 859 495 03 (1)
6 (J)
トラックセットのレイアウト
DTFでは、4本のヘリカルトラックをひとつのトラックセットと考え、1
トラックセットの中に上図のような構成で情報を管理しています。
前ページで説明した、DIT、データ領域なども、このトラックセットが
集まって構成されています。
フォーマットID:DTFでフォーマットされていることを示します。
FFFF0000(16) です。
サブコード:このトラックセットの属性の情報を管理します。
ユーザーデータ:ユーザーデータが保存されます。
ブロック管理テーブル:このトラックセットの中に保存されている、
SCSI規約に基づいたブロック情報を管理しています。
トラックセットのエンドコード:1トラックセットの終了を示す
コードです。0F0F0F0F(16) です。
概要
サブコード ユーザーデータ ブロック管理テーブル
136バイト 116884バイト
最大4096バイト
1トラックセット=4ヘリカルトラック
フォーマットID (4バイト)
FFFF0000 (16) Reserved (12バイト)
117040バイト
トラックセットのエンドコード (4バイト)
0F0F0F0F(16)

7 (J)
5
4
3
2
1
0
9
8
7
6
⁄AC IN
y
TERM POWER SET UP ID
RS232C OPTION BREAKER
REVISION
SCSI SCSI
x.xx
F
W
H
x.xx
W
前面
内部パネル
後面
ERROR COMP. I/O BUSY POWER
UNLOAD
DIAG
RECOVERCOMP
SCSI
ON
OFF
EJECT
PUSH OPEN
S
DIGITAL INFORMATION RECORDER GY-2120
DTF
各部の名称と働き
5I/Oインジケーター
6BUSYインジケーター
7POWERインジケーター
8UNLOADボタン
!™ EJECTホール
!£ DIAGホール
!¢RECOVER ホール
!∞ OPTION端子
!§ RS-232C端子
!¶ TERM POWER
インジケーター
!• SCSI端子
9電源スイッチ
0COMPスイッチ
!¡ コントラスト調整つまみ
1COMPインジケーター
2ERRORインジケーター
3カセット挿入口
'
4表示部
!ª REVISIONラベル
@º BREAKER
@¡ y(アース) 端子
@™ 〜AC IN端子
@£ IDスイッチ
@¢ SET UPスイッチ

3 859 495 03 (1)
8 (J)
9電源スイッチ
本機の電源をON/OFFします。
0COMP (データ圧縮コントロール) スイッチ
データを書き込むときに圧縮するかどうかを設定します。
SCSI:データを圧縮して書き込みます。
2)
ON:データを圧縮して書き込みます。
OFF:データを圧縮しないで書き込みます。
!¡コントラスト調整つまみ
表示部のコントラストを調整します。
!™ EJECT (緊急イジェクト) ホール
挿入したカセットが本機から取り出せなくなったとき、先の細いピン
でこの穴を突いてください。
◆詳しくは「カセットの出し入れ」をご覧ください。
!£ DIAGホール
サービス専用で、本機のメンテナンスをするときに使用します。
!¢ RECOVER (リカバー) ホール
テープが正しくアンロードされなかった場合、テープをリカバーする
ために先の細いピンでこの穴を突いてください。
◆詳しくは「リカバー(DTF)」をご覧ください。
1COMP (データ圧縮) インジケーター (橙) 1)
本機の次のような状態を示します。
点灯する場合
•圧縮ブロックの読み込みのとき
•非圧縮ブロックの読み込み中でなく、かつCOMPスイッチが ON
(圧縮)の場合
•MODESELECTコマンドで圧縮に設定した場合
消灯する場合
•非圧縮ブロック読み込みのとき
•圧縮ブロックの読み込み中でなく、かつCOMPスイッチがOFF
(非圧縮)の場合
•MODESELECTコマンドで非圧縮に設定した場合
2ERROR (エラー) インジケーター(赤)
1)
本機の起動時にエラーが発生したとき、または動作中に次のような
エラーが発生したときに点灯します。
•テープへの読み込み/書き込み時のエラー
•ロード/アンロード/フォーマット/リカバーのエラー
3カセット挿入口
4表示部
本機の動作ステータスやエラーメッセージなどを表示します。
5I/Oインジケーター (緑) 1)
本機が、SCSIコマンドを実行しているとき点灯します。
6BUSY (ビジー) インジケーター (橙) 1)
本機にテープがロードされ ているとき点 灯します。
また、ロード/アンロード/フォーマット/リカバーなどの動作中は点
滅します。
7POWER (電源) インジケーター (緑) 1)
本機に電源が供給されているとき点灯します。
8UNLOAD(アンロード)ボタン
カセットをロード/アンロードをするときに押します。
◆詳しくは「ロード(DTF)」または「アンロード(DTF)」をご覧ください。
各部の名称と働き
...................................................................................................................................................................................................................................................................................................
1)電源投入後5個のインジケーターが順次点灯し、初期化中はすべてのイ
ンジケーターが点灯しています。POWERインジケーター以外の全てのイ
ンジケーターが消灯すると、SCSIコマンドおよび前面のボタンの操作を受
けられるようになります。
2)機能拡張のポジションです。現在の仕様では、ONに設定したときと同じ
動作をします。将来仕様変更があった場合は、サプリメントを発行します
ので参照してください。

9 (J)
@¢ SETUP (セットアップ) スイッチ
オペレーションモードのセットアップ用です。
◆詳しくは「SETUPスイッチの設定」をご覧ください。
スイッ
チ番号 内容 ON OFF
1 FastUnload ファーストアンロード ノーマルアンロード
2 AutoFormat オートフォーマットON オートフォーマットOFF
3 SpecialEject スペシャルイジェクト
ON スペシャルイジェクトOFF
4 Reserved ——
5 Reserved ——
6 Reserved ——
7 LoadingMode マニュアルローディング オートローディング
8サービス用 ——
工場出荷時はすべてOFFになっています。
ご注意
•スイッチ8はサービス用です。工場出荷時の設定を変えないでく
ださい。
•SETUPスイッチの設定変更:オペレーションモードは、電源
スイッチをONにしたときのSETUPスイッチの設定で決まります。
途中でSETUPスイッチの設定を変更してもモードは変わりませ
ん。SETUPスイッチの設定を変更するときは、電源を OFF にし
てください。
!∞ OPTION端子 (D-sub 25ピン)
様々なシステムとの接続に対応できるように設けられたコネクター
です。DMS-B9などと接続します。
!§ RS-232C端子 (D-sub 25ピン)
サービス専用のコネクターです。
!¶ TERM POWER (終端電力) インジケーター
SCSIバスに接続されているデバイスのいずれかひとつ以上のデバ
イスから、SCSI端子のTERMPWRピンに電力が供給されていると
きに点灯します。どのデバイスからも供給されないときは消灯し、
ターミネータが機能しないため、SCSIバスは動作しません。本機
は、工場出荷時に電力を供給するよう設定されています。
!• SCSI端子 (68ピン)
ホストコンピューターと接続します。
!ª REVISION (リビジョン) ラベル
Firmware、HardwareのRevisionを表示するラベルです。
システム起動時に表示部に表示されるFirmware Revision
(Rev.XXX.XX)を記載し、インストールするファームウェアを管理し
ます。
@º BREAKER (ブレーカー)
本機に過剰な電流が流れると作動し、主電源を遮断します。
@¡ y(アース) 端子
信号用のアース端子です。
@™ 〜AC IN (AC電源入力) 端子
電源コードでAC電源に接続します。
@£ ID (SCSIアドレス設定) スイッチ
本機のSCSIのアドレスを設 定します。
工場出荷時の設定は「5」になっています。
◆設定方法の詳細は「SCSIのアドレス設定」をご覧ください。
.

3 859 495 03 (1)
10 (J)
ピン配置
OPTION端子
ピン番号 I/O 信号
1 - GROUND
2O TX
3I RX
4 O RTS
5 I CTS
6 I DSR
7 - GROUND
8 I DCD
9 - Reserved1
10 - Reserved2
11 - Reserved3
12 - NC
13 - NC
14 - NC
15 - NC
16 - NC
17 - NC
18 - NC
19 - NC
20 O DTR
21 - NC
22 - NC
23 - NC
24 - NC
25 - NC
SCSI端子
ピン 信号 ピン 信号
番号
GY-2120WS GY-2120WD
番号
GY-2120WS GY-2120WD
1 GROUND +DB (12) 35 –DB (12) –DB (12)
2 GROUND +DB (13) 36 –DB (13) –DB (13)
3 GROUND +DB (14) 37 –DB (14) –DB (14)
4 GROUND +DB (15) 38 –DB (15) DB (15)
5 GROUND +DB (P1) 39 –DB (P1) –DB (P1)
6 GROUND GROUND 40 –DB (0) GROUND
7 GROUND +DB (0) 41 –DB (1) –DB (0)
8 GROUND +DB (1) 42 –DB (2) –DB (1)
9 GROUND +DB (2) 43 –DB (3) –DB (2)
10 GROUND +DB (3) 44 –DB (4) –DB (3)
11 GROUND +DB (4) 45 –DB (5) –DB (4)
12 GROUND +DB (5) 46 –DB (6) –DB (5)
13 GROUND +DB (6) 47 –DB (7) –DB (6)
14 GROUND +DB (7) 48 –DB (P) –DB (7)
15 GROUND +DB (P) 49 GROUND –DB (P)
16 GROUND DIFFSENS 50 GROUND GROUND
17 TERMPWR TERMPWR 51 TERMPWR TERMPWR
18 TERMPWR TERMPWR 52 TERMPWR TERMPWR
19 RESERVED RESERVED 53 RESERVED RESERVED
20 GROUND +ATN 54 GROUND –ATN
21 GROUND GROUND 55 –ATN GROUND
22 GROUND +BSY 56 GROUND –BSY
23 GROUND +ACK 57 –BSY –ACK
24 GROUND +RST 58 –ACK –RST
25 GROUND +MSG 59 –RST –MSG
26 GROUND +SEL 60 –MSG –SEL
27 GROUND +C/D 61 –SEL –C/D
28 GROUND +REQ 62 –C/D –REQ
29 GROUND +I/O 63 –REQ –I/O
30 GROUND GROUND 64 –I/O GROUND
31 GROUND +DB (8) 65 –DB (8) –DB (8)
32 GROUND +DB (9) 66 –DB (9) –DB (9)
33 GROUND +DB (10) 67 –DB (10) –DB (10)
34 GROUND +DB (11) 68 –DB (11) –DB (11)
各部の名称と働き

11 (J)
万一の故障を防ぎ、高い性能を維持するために、装置、メディアの
取り扱いの際は、以下の点にご注意ください。
装置の取り扱い
•振動、衝撃を与えないでください。
GY-2120は精密に作られていますので、振動、衝撃が故障の原
因になることがあります。
•装置の通風口をふさがないでください。
背面のエアフィルターと壁の間を10cm以上、左右側面の通風口
と壁の間を5cm以上あけてください。
•電源を入れたまま、装置の移動はしないでください。
•使用中は、テープが高速で走行していますので、装置を動かす
と、動作が不安定になったり、テープを損傷する可能性がありま
す。装置の移動はおやめください。
•カセットを入れたままでの装置の移動はおやめください。
装置を使用しない場合は、必ずカセットを取り出しておいてくださ
い。
•性能を維持するために、装置の定期点検は必ず受けてください。
メディアの取り扱い
•磁気の強いものに近づけないでください。
•カセット内部のテープに手をふれないでください。
•装置の中に使用しないまま放置しないでください。
•誤って重要な情報を消去しないために、ケース裏面の誤消去防
止タブをご利用ください。(「誤消去防止について」参照)
取り扱い上のご注意
共通
装置、メディアともに次のような場所での使用、保管は避けてくだ
さい。
•湿気の多い所
•温度の高い所
•直射日光の当たる所
•ほこりの多い所
•激しい振動のある所
•温度変化の激しい所
•水平でない所
輸送時の梱包について
本機を輸送する場合は、必ず納品時と同じ梱包をして輸送してく
ださい。異なる梱包によって輸送中等に生じた損傷については、
責任を負いかねますのでご了承ください。

3 859 495 03 (1)
12 (J)
5
4
3
2
1
0
9
8
7
6
⁄AC IN
y
TERM POWER SET UP ID
RS232C OPTION BREAKER
SCSI SCSI
⁄AC IN
REVISION
x.xx
x.xx
F
W
H
W
接続
ホストコンピューター
AC電源へ
ケーブルおよび終端コネクターについて
•SCSIケーブルは、ホストコンピューターのコネクターの形状に合わ
せてお選びください。
•本機が終端の装置となる場合は、使用しないSCSI端子に終端コ
ネクターを必ず取り付けてください。
ご注意
ケーブルおよび終端コネクターを接続するときは、必ず装置の電源
を切ってください。
準備
AC電源コード
終端コネクター
GY-2120
SCSIケーブル

13 (J)
SET UPスイッチの設定
設定したいオペレーションモードに合わせて、SETUPスイッチを設
定します。
工場出荷時はSETUPスイッチは、すべてOFFに設定されていま
す。
変更した設定は、電源をONにすると有効になります。
ご注意
設定を変更するときは、本機の電源を切ってください。
高速アンロードを設定するには
スイッチ 1を ON にします。
◆詳しくは「アンロード(DTF)」をご覧ください。
オートフォーマットモードを設定するには
スイッチ 2を ON にします
◆詳しくは「フォーマット (DTF)」をご覧ください。
スペシャルイジェクトを設定するには
スイッチ 3を ON にします。
◆詳しくは「 スペシャルイジェクト」をご覧ください。
マニュアルローディングを設定するには
スイッチ 7を ON にします。
◆ローディングモードを変更すると操作方法が変わります。詳しくは「フォー
マット(DTF)」、「ロード(DTF)」、「アンロード(DTF)」、「リカバー(DTF)」をご覧く
ださい。
オートフォーマットとローディングモードの設定の組み合わ
せ
スイッチ 7
ローディングモード
ON OFF
(マニュアルローディング)
(オートローディング)
スイッチ 2
ON(オート× ○
フォーマットON)
OFF(オート× ×
フォーマットOFF)
○:オートフォーマット有効 ×:オートフォーマット無効
ご注意
ローディングモードがマニュアルローディングに設定されていると、
オートフォーマットをONに設定してもオートフォーマットは 行 わ れま
せん。
SCSIアドレスの設定
工場出荷時のSCSIアドレスは 5 に設定されています。
SCSIアドレスの設定変更が必要な場合は、後面のIDスイッチの矢
印をマイナスドライバーで回して変更します。
変更した設定は、電源をONにすると有効になります。
ご注意
•設定を変更するときは、本機の電源を切ってください。
•設定するアドレスは、ホストコンピューターや、他のSCSI周辺機
器と重複しないようにしてください。
表示部のコントラストの調整
表示部のコントラストは、内部パネルのコントラスト調整つまみを回し
て調整します。
オートフォーマット

3 859 495 03 (1)
14 (J)
操作開始と終了
立ち上げ
1内部パネルの電源スイッチのI側を押す。
本機はイニシャライズを始め、インジケーターが順次点灯し、す
べてのインジケーターが明るく光った状態になります。
2POWERインジケーター以外のインジケーターがすべて消えた
ら、ホストコンピューターの電源を入れます。
設定によっては、COMPインジケーターが点灯していることが
あります。
終了
全ての作業が終了し、電源を切るときは、次のように操作してくだ
さい。
1カセットが挿入されていないことを確認する。
挿入されている場合は、設定されているローディングモードに
あった方法でアンロードを行い,カセットを取り出してください。
◆詳しくは、「アンロード(DTF)」をご覧ください。
2内部パネルの電源スイッチのO 側を押して、電源をOFFにす
る。
操作
カセットの出し入れ
本機では、DTFカセット(GW-240S、GW-730L)を使用してくださ
い。他のカセットを挿入すると、自動的に排出されます。
カセットの挿入
本機の立ち上げが終了したら、前面のカセット挿入口にカセットを入
れます。DTFカセットと判断されるとテープがドラムに巻き付けられ、
次の操作のための準備をします。
[Format?] または [[E] Load>0002] が表示部に表示され
た場合
テープが新しいテープで、DTFにフォーマットする必 要 のあることを
示しています。
◆フォーマットの方法については「フォーマット(DTF)」をご覧ください。
[Recover?] が表示部に表示された場合
カセットが前回取り出されたときに、正しくアンロードされなかったこ
とを示して います。記録されているデータの管理情報が更新されて
いないため、そのデータの読み書きをするための準備ができない
状態にあります。この場合、リカバー処理を行い、管理情報の領域
を再構築する必要があります。
◆リカバーの方法については「リカバー(DTF)」をご覧ください。
カセットの取り出し
ホストコンピューターからUNLOADコマンドを発行するか、本機の
UNLOADボタンを押します。本機はアンロード処理に入り、データ
管理情報の更新を行ってからテープを巻き戻し、排出します。
ご注意
•カセットを取り出した後は、取り出したときのテープ位置を動かさ
ないでください。他の機器や手で巻き戻したり、進めたりしないよ
うにしてください。
•UNLOADボタンは、ホストコンピューターがPreventbitを1に設
定したPREVENT/ALLOWMEDIUMREMOVALコマンドを発
行していると働きません。UNLOADボタンを押しても何も起こら
ず、アンロード処理も行われません。この状態を解除するには、
Prevent bitを0に設定してPREVENT/ALLOW MEDIUM
REMOVALコマンドを発行してください。

15 (J)
フォーマット(DTF)
DTFにフォーマットされていないテープを本機で使用するときには、
テープの初期化が必要です。この初期化のことをフォーマットする
といいます。
DTFにフォーマットされていないテープを本機に挿入し、ロードする
と、表示部に[Format?](オートローディングモードの場合)また
は、[[E]Load>0002](マニュアルローディングモードの場合)と
表示されます。
初期化を行うと、テープ上に下図で示すVSIT(Volume Set
InformationTable)と、ボリュームが1つ作成されます。
その後、テープはテープトップまで巻き戻されます。
オートローディングモードの場合
方法1
テープを挿着すると、[Format?]と表示されます。
ホストコンピューターからERASEコマンドを発行します。
方法2
テープを挿着すると、[Format?]と表示されます。
ホストコンピューターからWRITEコマンドを発行します。
方法3
SETUPスイッチのスイッチ2でオートフォーマットモードが ONに設
定されている場合、フォーマットされていないテープを挿入すると、
[Format?] の表示なしで初期化を開始します。
どの方法でも、VSITとボリュームを1つ作成した後、テープトップま
で巻き戻します。次に、次項で説明するロードを行い、ボリューム
内のダミーの後ろで止まります。
エラーが発生しても、テープはイジェクトされません。
フォーマットが完全に終了すると、[Loaded [xx]]と表示されます。
緊急イジェクト
カセットの取り出し操作をしても本機からカセットが 取り出 せなくなっ
てしまった場合、内部パネルのEJECTホールを細いピンのような
もので突いてください。カセットがイジェクトされます。
緊急イジェクトされたカセットは、正しくアンロード処理をされていま
せんので、次の操作をするときに、リカバー処理が必要になります。
緊急イジェクトされたテープが本機に挿入されると、[LOAD>
xxxx]が表示部に表示され、テープの先頭に巻き戻されます。その
後の処理は緊急イジェクトがおきた場所によって以下のようになり
ます。
緊急イジェクトが最初のボリュームでおきた場合
ロードを始める操作をすると、[Recover?]と表示されます。リカバ ー
処理を行なってください。
◆詳しくは「リカバー(DTF)」をご覧ください。
緊急イジェクトが最初のボリューム以外でおきた場合
ロードを始める操作をすると、最初のボリュームがロードされます。
緊急イジェクトされたボリュームに移動するまでは、通常の作業がで
きます 。緊 急イジェクトされたボリュームに移動すると、最初のボ
リュームでおきた場合と同じ表示がでますので、リカバー処理をし
てください。
誤消去防止について
DTFカセットの裏面は、図のようになっています。
Sサイズカセットの場合は右側、Lサイズカセットの場合は左側にあ
る赤いタブを、カセットの裏面から表面に向かって押し込むとプロ
テクトがかかり、書き込みができない状態になります。
元の位置に引き出すと、書き込みができるようになります。
出荷時は、書き込みが出来る状態になっています。
ご注意
赤いタブは1つのカセットに1つだけ左右どちらかについています。
Sサイズカ
セットの赤
いタブ
Lサイズカ
セットの赤
いタブ
ボリューム
DIT
EODVSIT
LBOT
ダミー

3 859 495 03 (1)
16 (J)
マニュアルローディングモードの場合
テープを挿着すると、[Unloaded]と表示されます。
テープがフォーマットされていないことが分かっている場合は、ホス
トコンピューターからERASEコマンドを発行します。VSITとボリュー
ムを1つ作成した後、テープトップまで巻き戻します。
エラーが発生すると、テープはイジェクトされます。
[Unloaded]と表示されているときにUNLOADボタンを押すと、
[[E] Load>0002] が表示され、テープがイジェクトされます。テー
プをもう一度挿着し、[Unloaded]と表示されたら、ERASEコマンド
を発行してください。
完全に終了すると、[Unloaded] を表示します。
このモードの場合、ERASEコマンド以外でのテープのフォーマット
はできません。
ERASEコマンド以外でのテープのフォーマットを行う場合は、あら
かじめオートローディングモードに設定しておく必要があります。
フォーマットの方法については、「オートローディングモードの場合」
の項目をご覧ください。
フォーマットに失敗した場合
何らかの原因でフォーマットに失敗すると、表示部にエラーメッセー
ジが表示されます。
◆フォーマット中 の表 示および エラーメッセージについては、「表示」をご覧
ください。
ロード(DTF)
実際にテープにデータの読み書きを行うには、挿入されたテープの
ロードを行う必要があります。
ロード処理では、テープ上のVSITと最初のボリュームのDITが本
機の内部メモリに読み込まれ、書かれている情報のチェックを行い
ます。
VSITとDITのチェックが正常に終了すると、テープは最初のボ
リュームのユーザーデータ領域の前に移動し、止まります。
オートローディングモードの場合
本機の電源をいれ,テープを挿入します。
テープが挿入されると自動的にVSITとDITのチェックと内部メモ
リへの読み込みを行います。その後、最初のボリュームのユーザー
データ領域の前に移動し、止まります。
ロード中にエラーが発生しても、テープは巻き付けられます。
この場合、テープはイジェクトされません。
マニュアルローディングモードの場合
次の2つの方法があります。
方法1
1本機の電源を入れる。
2テープを挿入する。
3UNLOADボタンを押す。
方法2
1本機の電源を入れる。
2テープを挿入する。
3MOUNTbitを1に設定したMOUNTコマンドを発行する。
どちらの方法でもVSITとDITのチェックと内部メモリへの読み込
みを行います。その後、最初のボリュームのユーザーデータの前に
移動し、止まります。
ロード中にエラーが発生しても、テープは巻き付けられます。
方法1の場合、テープはイジェクトされます。方法 2 の場合は、イ
ジェクトされません。
操作

17 (J)
アンロード (DTF)
テープへの読み書きが終了し、テープを本機から取り出すときに
は、アンロード処理が必要です。
アンロード処理では、本機の内部メモリで更新された情報が、作業
中のボリュームのDITに書き込まれ、テープはテープトップまで巻き
戻されます。
オートローディングモードの場合
次 の 3 つ の 方 法があります。
方法1
UNLOADボタンを押します。アンロード処理後、テープは自動的
にイジェクトされます。SETUPスイッチのスイッチの 1 が ON のとき
は、高速アンロードを実行します。
方法2
LOADbitを0に設定してLOAD/UNLOADコマンドを発行しま
す。
アンロード処理後、テープは自動的にイジェクトされます。
方法3
1MOUNTbitを0に設定してMOUNTコマンドを発行する。
2EJECTコマンドを発行する。
マニュアルローディングモードの場合
次 の 3 つ の 方 法があります。
方法1
UNLOADボタンを押します。アンロード処理後、テープは自動的
にイジェクトされます。SETUPスイッチのスイッチ 1が ON のときは、
高速アンロードを実行します。
方法2
LOADbitを0に設定してLOAD/UNLOADコマンドを発行しま
す。
アンロード処理後、テープは自動的にイジェクトされます。
方法3
1MOUNTbitを0に設定してMOUNTコマンドを発行する。
2EJECTコマンドを発行する。
高速アンロード/高速ロード
高速アンロード
通常のアンロード処理では、テープはテープトップまで巻き戻されて
イジェクトされます。テープエンド近くで作業している場合は、テー
プをイジェクトするまでに時間がかかります。高速アンロードでは、
現在のボリュームのDITの前かEODの後ろのどちらか近い方に移
動し、そこに仮のDIT情報とアンロード情報を一時的に書き込みま
す。書き込み後EJECTコマンドを発行すると、テープはその位置
でイジェクトされます。
高速アンロードを設定するには次の2つの方法があります。
方法1:Fastbitを1に設定したMOUNT/UNMOUNTコマンドを
発行します。
方法2:後面のSETUPスイッチのスイッチ1をONに設定した状
態で、高速アンロードが必要になった時点でUNLOADボタンを押
します。
高速ロード
本機は、テープが挿入されると通常のアンロード処理をしたテープ
か、高速アンロードしたテープかを自動的に判別します。高速アン
ロードしたテープの場合は、仮のDIT情報とアンロード情報を読み
込み、そのボリュームの先頭に移動してロードします 。ロードの方法
は通常のロードと同じです。
ご注意
高速アンロードしたテープかどうかは、テープの位置で判断します。
通常のアンロード処理をしたテープでも、高速アンロードした テープ
でも、イジェクトしたテープの位置を決して動かさないでください。

3 859 495 03 (1)
18 (J)
リカバー (DTF)
これは、正しくアンロードされなかったボリュームのDITを再構築す
る機能です。
ロードされたテープはイジェクトする前に、現在作業しているボ
リュームのDITを更新するアンロード処理をしなければなりません。
しかし、何らかの原因で正しくアンロードされずにイジェクトされた場
合は、DITの再構築をしない限り、そのボリュームで作業することは
できません。
リカバー処理では、正しくアンロードされなかったボリューム内にあ
るユーザーデータに付加された管理情報を読みとり、その情報をも
とにDITの再構築を行い、テープに書き込みます。
表示部に[Recover?]と表示されたときは、この処理が必要にな
ります。
ご注意
リカバーはボリュームのDITを再構築するための機能であり、ユー
ザーデータを回復するものではありません。
オートローディングモードの場合
次の2つの方法があります。
方法1
テープを挿入後、内部パネルのRECOVERホールを細いピンで突
きます。
方法2
テープを挿入後、RECOVERコマンドを発行します。
正しくアンロードされなかったボリューム内にあるすべてのユーザー
データを読み、そこに付加された管理情報をもとにDITの再構築を
行い、テープに書き込みます。その後、そのボリュームのロードを行
い、ユーザーデータ領域の前で止まります 。
操作
マニュアルローディングモード
次 の 2 つ の 方 法があります。
方法1
テープを挿入後、内部パネルのRECOVERホールを細いピンで突
きます。
方法2
テープを挿入後、RECOVERコマンドを発行します。
正しくアンロードされなかったボリューム内にあるすべてのユーザー
データに付加された管理情報を読み込み、DITの再構築を行い、
テープに書き込みます。
その後、テープはテープトップまで巻き戻されます。
データ圧縮
本機はALDC1アルゴリズムを採用したデータ圧縮機能により、書
き込むデータを圧縮してより大量のデータを書き込むことができま
す。データを圧縮するかどうかは、COMPスイッチとMODE
SELECTコマンドで設定します。COMPスイッチは、テープをロード
する前に設定してください。
データを読み込むときは、データが圧縮されているかどうかを自動
的に識別します。スイッチやコマンドの設定は必要ありません。
設定方法には、COMPスイッチで設定する方法と、MODE
SELECTコマンドで設定する方法の2つがあります。設定は、
MODESELECTコマンドの設定が優先されます。
MODE SELECTコマンドで設定する方法
MODESELECTコマンドのDataCompressionControlPage
(ページコード0F(16))でデータを圧縮するかどうかを設定します。こ
の場合、前面のCOMPスイッチの設定は無視されます。
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