Sony UP-DR100 User manual

3-206-136-02 (1)
Digital Color Printer
© 2001 Sony Corporation
UP-DR100
取扱説明書 Page 2 ______________________________________JP
Instructions for Use Page 30 _______________________________GB
Mode d’emploi Page 56 __________________________________FR
Gebrauchsanweisung Seite 84 _____________________________DE
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示してあり
ます。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになった
あとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。

2
安全のために
本機は正しく使用すれば事故が起きないように、安全に
は充分配慮して設計されています。しかし、まちがった
使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けが
など人身事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4~5ページの注意事項をよくお読みください。製品全
般の安全上の注意事項が記されています。
22 ページの「本機の性能を保持するために」も併せてお
読みください。
定期点検をする
長期間、安全にお使いいただくために、定期点検をする
ことをおすすめします。点検の内容や費用については、
お買い上げ店またはソニーの業務用製品ご相談窓口にご
連絡ください。
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店またはソニーの業務用製品ご相談
窓口ご連絡ください。
万一、異常が起きたら
1電源を切ります。
2電源コードや接続ケーブルを抜きます。
3お買い上げ店またはソニーの業務用製品ご相談窓口ま
でご相談ください。
・ 煙が出たら
・ 異常な音、においがしたら
・ 内部に水、異物が入ったら
・ 製品を落としたり、キャビネットを破損した
ときは
警告表示の意味
この取扱説明書および製品では、次のような表示
をしています。表示の内容をよく理解してから本
文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、火災や感電な
どにより死亡や大けがなど人身事故につながるこ
とがあります。
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他
の事故によりけがをしたり周辺の物品に損害を与
えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号

3
目次
はじめに
本機の特長 ....................................................................................6
主な使用例 ............................................................6
各部の名称と働き .......................................................................6
準備
付属品を確認する .......................................................................8
組み立てる ............................................................8
DIP スイッチを設定する ..........................................................9
コンピューターと接続する ...................................................10
操作
プリント紙・インクリボンを取り付ける .........................11
コンピューターからプリントする ......................................16
グレーバランスを調節する ...................................................18
プリントした枚数およびインクリボン・プリント紙の残
量を表示する .............................................................................20
プリントした枚数を表示する ............................. 20
プリント紙・インクリボンの残量を表示させる .20
プリンターのバージョンを表示する ..................................21
その他
本機の性能を保持するために ...............................................22
使用上のご注意 .................................................. 22
設置するときの注意 ........................................... 22
お手入れ ............................................................. 22
使えるインクリボンとプリント紙について .....................25
主な仕様 .....................................................................................25
メッセージ一覧 ........................................................................26
故障とお考えになる前に .......................................................27
保証書とアフターサービス ...................................................28
索引 ..............................................................................................29

4
下記の注意を守らないと、火災
や感電により死亡や大けがに
つながることがあります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原
因となることがあります。
・ 設置時に、製品と壁やラック、棚などの
間に、はさみ込まない。
・ 電源コードを加工したり、傷つけたりし
ない。
・ 重いものをのせたり、引っ張ったりしな
い。
・ 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
・ 電源コードを抜くときは、必ずプラグを
持って抜く。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ
店またはソニーのご相談窓口に交換をご依
頼ください。
雨のあたる場所や、油煙、湯気、湿
気、ほこりの多い場所には設置しない
上記のような場所に設置すると、火災や感
電の原因となることがあります。
この取扱説明書に記されている使用条件以
外の環境での使用は、火災や感電の原因と
なることがあります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となる
ことがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電
源を切り、電源コードや接続ケーブルを抜
いて、お買い上げ店またはソニーのご相談
窓口にご相談ください。
外装を外さない、改造しない
キャビネットや裏ぶたなどを開けたり、改
造したりすると、火災や感電の原因となる
ことがあります。内部の調整や設定、点検、
修理は、お買い上げ店またはソニーのご相
談窓口にご依頼ください。

5
下記の注意を守らないと、けが
をしたり周辺の物品に損害を与
えることがあります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜き差しすると、
感電の原因となることがあります。
付属の電源コードを使う
付属の電源コードを使わないと、感電や故
障の原因となることがあります。
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因と
なることがあります。
安全アースを取付けることができない場合
は、お買い上げ店またはソニーのサービス
窓口にご相談ください。
製品の上に乗らない、重いものを乗
せない
倒れたり、落ちたり、壊れたりして、けが
の原因となることがあります。
お手入れの際は、電源を切る
電源を接続したままお手入れをすると、感
電の原因となることがあります。
開梱、運搬時は慎重に
本機は重量があるので、本体を取り出す際
や運搬時に腰を痛めるおそれがあります。
プリンタードア開口部の突起に触れ
ない
紙交換時にプリンター開口部の突起に触れ
ると、けがをするおそれがあります。
コード類は正しく配置する
電源コードや接続ケーブルは、足にひっか
けると本機の落下や転倒などによりけがの
原因となることがあります。十分注意して
接続・配置してください。
カッターの刃には触れない
本体内部にはカッターがありますので排紙
口から指を入れないでください。カッター
の刃に触れると、けがをすることがありま
す。
前扉の開閉の際に手や指を挟まない
前扉を開閉する時に手や指を挟み、けがの
原因となることがあります。また、前扉を
開いたままで使用しないでください。
プリント直後サーマルヘッドに触れ
ない
プリント直後は、サーマルヘッドが熱く
なっている場合があり、触れるとやけどの
原因となることがあります。
電源コードにプラグおよびコネク
ターは突き当たるまで差し込む
真っ直ぐに突き当たるまで差し込まないと、
火災や感電の原因となります。
プリント紙排出口をのぞかない
プリント紙排出口からプリントされたプリ
ント紙が排出されます。のぞきこむと排出
されたプリント紙にあたり失明やけがの原
因となることがあります。
プリント紙の排出口はのぞかないでくださ
い。
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災
や故障の原因となることがあります。風通
しをよくするために次の項目をお守りくだ
さい。
・ 壁から 10cm 以上離して設置する。
・ 密閉された狭い場所に押し込めない。
・ 毛足の長い敷物(じゅうたんや布団など)
の上に設置しない。
・ 布などで包まない。
・ あお向けや横倒し、逆さまにしない。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置す
ると、倒れたり落ちたりしてけがの原因と
なることがあります。また、設置・取り付
け場所の強度を充分にお確かめください。

はじめに
6本機の特長 / 各部の名称と働き
はじめに
本機の特長
デジタルカラープリンター UP-DR100 は、コンピュー
ターから送られてくるデジタルスチルカメラなどの画像
データを 3種類のサイズのプリント紙に、フルカラー
(各色 256 階調、1670 万色)でプリントするための、
高画質、高解像度(334dpi)、高速の昇華熱転写型デジ
タルカラープリンターです。
主な使用例
各部の名称と働き
コンピューターなど
プリントする画像の信号を供
給し、プリンターをコント
ロールします。
デジタルカラープリンター UP-DR100
フロントパネル
裏面パネル

はじめに
7
各部の名称と働き
AALARM ランプ(26)
電源を入れた後のイニシャライズ時、および紙づま
りなどでエラーが起きたとき赤色に点灯します。
B液晶ディスプレイ(20、20、26)
プリント回数、プリント紙、またはインクリボンの
残量を表示します。エラー発生時は、メッセージを
表示します。
C内部操作パネル
AEXEC ボタン
グレー調整パターンをプリントするときに使用しま
す。
BMENU ボタン(20、20)
プリント回数、プリント紙およびインクリボンの残
量を確認するときに押します。MENU ボタンを押す
と、プリンターはオフライン状態になり、ONLINE
ランプが消灯します。
Cカーソル移動ボタン(20、20)
液晶ディスプレイに表示する項目を選ぶときに使用
します。
DCALIBRATION ボタン
グレーバランスを調整するときに使用します。
DONLINE ランプ(17、20、20)
プリンターがコンピューター制御可能なオンライン
状態のとき、緑色に点灯します。インクリボン、プ
リント紙の残量、プリント回数確認時など、プリン
ターがオフライン状態のとき消灯します。
EPRINT ランプ(17)
プリント中緑色に点灯します
F通風孔(23)
プリント中、サーマルヘッドの温度上昇を防ぐため
にファンが内蔵されています。
GFEED ボタン(14)
プリント紙とインクリボンを交換した直後(1 秒以
上)に押します。白紙のプリント紙が複数枚排出さ
れます。これにより、プリント紙の汚れた部分が排
出され、またプリント紙が斜めにセットされた場合
などは正しい設定位置に矯正されます。また、プリ
ント中に FEED ボタンを 1 秒以上押すと、設定され
ているプリント枚数はキャンセルされ、メモリーに
記憶された画像は消去されます。現在プリント中の
ものはそのままプリントを続け、プリント画が排出
された時点でプリントが終了します。
H!POWER スイッチ(17)
本機の電源を ON/OFF(入/切)します。
Iペーパースクラップトレー(12)
プリント画と次のプリント画の間に約 10mm の余白
ができます。この余白が切り取られ、ペーパースク
ラップトレー上に排出されます。
J排紙口
プリント画が排出されます。
K排紙トレー(8)
プリント画が排出されるトレーです。備え付けの排
紙トレーは、UPC-R35、UPC-R46 用です。UPC-
R57 をご使用の場合は、排紙トレーを閉じてくださ
い。
LSCSI コネクター(ハーフピッチ 50 ピン)(9、10)
本機を制御するコンピューターやその他の周辺機器
をSCSI ケーブルで接続します。他方のコネクター
は、他の SCSI デバイスをデイジーチェーン接続す
る場合のループスルー端子になっています。いずれ
か一方のコネクターが空きになる場合は、DIP ス
イッチで内蔵ターミネーターを ON に設定してくだ
さい。
(「DIP スイッチを設定する」(9ページ))
MDIP スイッチ(9、10)
SCSI デバイスの ID 番号を設定します。また、内蔵
ターミネーターの ON/OFF を設定します。
(「DIP スイッチを設定する」(9ページ))
N-AC IN(電源入力)端子(10)
電源コードを接続します。

準備
8付属品を確認する
準備
付属品を確認する
付属品を確認してください。
ご注意
・ 梱包材から本体を取り出す際は、腰を痛めないようにご
注意ください。
・ 梱包箱や緩衝材は、プリンターの移動や輸送の際に必要
です。捨てずに保管することをおすすめします。
・ 輸送の際は、プリンターからインクリボンとプリント紙
を取り外してください。
組み立てる
ペーパースクラップトレーを本体に装着します。
ペーパースクラップトレーを取り付けるには
ペーパースクラップトレーを取り外すには
ペーパースクラップトレーの両端を持って手前に引き出
します。
排紙トレーについて
既に装着されている排紙トレーは、UPC-R35、UPC-
R46 のプリント紙を 1 枚排出できます。UPC-R57 をご
使用の場合は、排紙トレーを必ず閉じてお使いください。
また、プリントパックの種類にかかわらず 2枚以上排紙
トレーにためる場合は、プリントスタッカー UPA-
DR100PS(別売り)をお使いください。
排紙トレーを開くには:
プリント紙およびインクリボンの装着について
「プリント紙・インクリボンを取り付ける」(11 ページ)
をご覧ください。
ペーパースクラップトレー(1)
電源コード(1)
AC プラグ交換アダプター 3P →2P(1)
CD-ROM(1)
ソフトウェアライセンス契約書(1)
取扱説明書(1)
保証書(1)
ペーパースクラップトレー
排紙トレー
(17ページ)

準備
9
DIP スイッチを設定する
DIP スイッチを設定する
側面の SCSI ID スイッチで SCSI ID を設定します。
工場出荷時は、DIP スイッチは次のように設定されてい
ます。
ターミネーターの ON/OFF
本機を SCSI バスの終端に接続する場合は、ターミネー
ターを ON の位置に、それ以外の場合は、OFF に設定し
ます。
SCSI ID の設定
他の機器と重複しないように SCSI ID を設定します。
SCSI ID が重複すると誤動作の原因となります。
工場出荷時、SCSI ID は、1 に設定されています。
スイッチ ON OFF
TERMINATOR 内蔵ターミネーターが
ON になる。
内蔵ターミネーターが
OFF になる。
SCSI ID SCSI ID スイッチ
124
0000
1100
2020
3120
4004
5104
6024
7124
ターミネーター SCSI ID

準備
10 コンピューターと接続する
コンピューターと接続する
UP-DR100 は、SCSI インターフェースを持っているコ
ンピューターや周辺機器と接続します。
ご注意
・ 接続するときは、すべての機器の接続を必ず切ってくだ
さい。
・ 電源コードは最後に接続してください。
・ プリンターとコンピューター、周辺機器との接続につい
ての詳細は、ご使用になる機器の取扱説明書をご覧く
だ。
・SCSI ケーブルのコネクターは最後までしっかり挿入し
てください。
・ 1 台のホストコンピューターに接続する SCSI ケーブル
の合計の長さは、3m 以内にしてください。
・ 1 台のホストコンピューターにプリンターのみ接続する
場合は、SCSI ケーブルの長さは、1m以内にしてくだ
さい。
・ プリントするには、それぞれの環境に合ったドライバー
ソフトが必要です。
ご注意
使用する SCSI ケーブルは、接続するコンピューターや周
辺機器によって異なります。詳しくはご使用になる機器
の取扱説明書をご覧ください。
電源を入れるときは
周辺機器から電源を投入し、最後にコンピューターの電
源を投入します。また、同一 SCSI チェーン内の機器の電
源は必ず入れてください。
コンピューター
SCSI ケーブル(別売り)
DIP スイッチ a)
-AC IN 端子へ
電源コード(付属)b)
a) 本機を SCSI バスの終端に接続する場合は、内蔵ターミネー
ターを ON に設定します。
(「DIP スイッチを設定する」(9ページ))
b) AC 電源コンセントが 2芯の場合は、3芯t2芯変換アダプ
ター(付属)に付いている緑色のアース線でアースをとるこ
とをおすすめいたします。
SCSI
コネクターへ 抜くときは
AC 電源へ

操作
11
プリント紙・インクリボンを取り付ける
操作
プリント紙・インクリボン
を取り付ける
初めてプリンターをお使いになる場合は、付属品を確認
し、組み立ててからお使いください。(「組み立てる」(8
ページ))
ここでは、プリンターの接続(10ページ)が済んで、実
際のプリントを始める前の準備として、プリント紙およ
びインクリボンの取り付けについて説明します。
この操作は、日常のプリント操作で毎回する準備ではあ
りません。必要に応じて行ってください。
ご注意
・ インクリボンとプリント紙は同じ箱に入っているものを
必ずセットでお使いください。(「使えるインクリボンと
プリント紙について」(25 ページ)
・ 印画可能枚数は、プリントパックにより異なります。
ご注意
インクリボンやプリント紙を途中で交換した場合、上記
の可能枚数は、保証の限りではありません。
・ プリント紙を置くときは、右図のようにフランジ部分を
上下にして縱置きにしてください。横に置くと回転して
落下し、けがの原因となることがあります。
・ プリント紙は重いので両手でしっかりお持ちください。
落したりするとけがの原因となることがあります。
また、フランジ部分が破損したり、プリント紙にごみな
どが付き、使用できなくなることがあります。
・ 片側のピンクのフランジ部分に白い IC シールが貼り付
けてあります。このシールに傷をつけたり、ショックを
与えないでください。そのプリント紙が使用できなくな
る場合があります。
・ インクリボンは、プリンター本体に取り付けるまで、ブ
ルーとピンクのスプールを取りはずさないでください。
・ ピンクのスプールの片側に白い IC シールが貼り付けて
あります。このシールを傷つけたり、ショックを与えな
いでください。そのインクリボンが使用できなくなる場
合があります。
プリント
パック
UPC-R35 UPC-R46 UPC-R57
印画枚数 400 画面 350 画面 205 画面
印画サイズ
単位:mm
89 ×127 102 ×152 127 ×178
フランジ
両手でしっかり持つ。
ピンクのスプール
ブルーのスプール
IC シール

操作
12 プリント紙・インクリボンを取り付ける
取り付けるには
初めてプリンターをお使いになる場合は、まずプリント
紙およぼインクリボンを取り付けてください。
使用済みのプリント紙およびインクリボンの取外しかた
については、15ページをご覧ください。
ご注意
フロントドアや、フロントドア開口部の突起に手や洋服
がはさまれたり、引っ掛かったりしないようにしてくだ
さい。
1
フロントドアの上部のレバーを手前に引っぱって開
けます。
2
カバーを上に上げます。
3
プリント紙の両側についているシールをはがしてか
ら、プリント紙をペーパーホルダーに入れます。
ピンクのフランジを右に、ブルーのフランジを左に
して入れてください。
プリント終了直後は、サーマルヘッドが高温になっ
ています。プリント紙をペーパーホルダーに入れる
際、サーマルヘッドに触れるとやけどの原因となる
ことがあるのでご注意ください。
4
プリント紙の先端に付いているラベルを取りはずし、
用紙の両端を持って挿入口から入れ、目印の穴が現
れてくるまで手で通していきます。
プリンター内部のコロの色とプリント紙の
フランジの色を合わせる。
サーマルヘッド
シールをはがす。
プリント紙がまっすぐになるように入れます。
目印の穴

操作
13
プリント紙・インクリボンを取り付ける
ご注意
プリント紙に付いているシールは全てはがしてくだ
さい。はがし忘れたシールがプリンターの本体に残
るとトラブルの原因となることがあります。
5
カバーを閉めます。
プリント紙の先端が上の図より出ている場合は、コ
ロの下に入れてください。そのままにしておくと、
紙詰まりの原因となることがあります。
ご注意
プリント紙をセットした後は、プリント面には触れ
ないでください。指紋や汗、折り目が付くと、プリ
ント画の品質の低下につながります。
6
インクリボンの両方のスプールを持って、ブルーの
スプールを下側のブルーのスプール受けにはめ込み
ます。
プリント終了直後は、サーマルヘッドが高温になっ
ています。インクリボンを交換する際、サーマル
ヘッドに触れるとやけどの原因となることがあるの
でご注意ください。
7
ピンクのスプールをブルーのスプールから取り外し
ます。ピンクのスプールを上に引き上げて、ラミ層
(無色透明)の部分が図の位置にくるように巻き取り
ます。次にピンクのスプール受けにはめ込みます。
プリント紙の先端が出ていることを確認する。
コロ プラテン
最初にスプールの左側を入れ、次に右側を
入れてパチッと止まるまではめ込む。
最初にスプールの左側を入れ、次に右側を
入れてパチッと止まるまではめ込む。
ラミ層(無色透明)
黒いマークがスプールの
正面にくるように。

操作
14 プリント紙・インクリボンを取り付ける
8
スプールがきちんとはまっていることを確認してか
ら、インクリボンのたるみをとります。
9
フロントドアを閉めます。
プリンターの電源スイッチがオフの場合はオンにし
ます。
未使用のプリント紙およびインクリボンを取り付け
た場合は、自動的にプリント紙が排出され、プリン
ト可能な状態になります。
使用途中のプリント紙およびインクリボンを取り付
けた場合は、手順 10に進んでください。
ご注意
フロントドアを閉める際は、ドアの左右がロックさ
れるまできちんと閉めてください。きちんとロック
されていないと、プリンターが正しく動作しない場
合があります。
10
プリンター表示部にREADYが表示されたことを確認
してください。
次に、プリント紙が斜めに取り付けられた場合にそ
の位置を矯正するために、FEED ボタンを 1 秒以上
押します。
ご注意
使用途中のプリント紙をプリンターに取り付けた場
合は、必ずこの操作を行ってください。
プリント紙が数枚排紙され、印画可能な状態となり
ます。
操作開始後、フロントドアを開けた場合
プリント紙をセットし、プリント操作を開始してからフ
ロントドアを開けた場合、プリント紙の先端が飛び出る
ことがあります。
このような場合は、飛び出ている長さが 5cm 以下になる
まで手で押し戻してから、フロントドアを閉めてくださ
い。
飛び出ている状態でフロントドアを閉めると、プリント
画が排紙口に正しく排出されず紙詰まりの原因となりま
す。
ご注意
押し戻す際は、プリント画の表面には触れないでくださ
い。指紋や汗が付くと、プリント面の品質の低下につな
がります。
プリントパック保存上のご注意
・ 次のような場所での保存は避けてください。
温度の高いところ
湿度やほこりの多いところ
直射日光の当たるところ
・ 開封後はなるべく早くご使用ください。
・ 使用途中で保存するときは、製品の入っていた袋に入れ
てください。
ブルーのスプール側を巻取る。
FEED
ボタ
ン
飛び出ている長さ
が約 5cm 以下に
なるように手で押
し戻す。

操作
15
プリント紙・インクリボンを取り付ける
インクリボンが切れてしまったときは
テープなどでつなげば、残りのリボンを使うことができ
ます。
1
下側のリボンを引き出し、リボン先端の幅一杯に
テープを貼り、上側のリボンに貼り付けます。
2
下側のスプールを矢印の方向に巻き取って、リボン
のたるみをとります。
これで印画可能な状態になります。リボンが切れた
場所によっては、プリント画一枚分のリボンが失わ
れる場合があります。
インクリボン・プリント紙を取り外すには
1
排紙トレーを閉じます。
2
ペーパースクラップトレーに溜まっている紙片を取
り除きます。
ご注意
ペーパースクラップトレーに紙片が溜まっていると
フロントドアが最後まで開ききらない場合がありま
す。
3
フロントドアの上部のドアを手前に引っぱって開け
ます。
4
ブルーのスプールを左側に押しつけながら、右側を
手前に引いてブルーのスプールを取り外します。
5
緩んだリボンをまきとります。
リボンを引き出す。 下側のリボンの先端に、リボ
ンの幅一杯にテープを貼り、
上側のリボンに貼りつける。
矢印の方向に巻き
取って、リボンのた
るみをとる。

操作
16 コンピューターからプリントする
6
ピンクのスプールを左側に押しつけながら、右側を
手前に引いて外します。
外したインクリボンはブルーのスプールとピンクの
スプールとを合わせます。
7
プリント紙を取り外します。
1カバーを上に上げます。
2プリント紙の両側のフランジを手前から内側に回
転させながら、残っている紙を巻き取ります。
3プリント紙を取り外します。
プリント終了直後は、サーマルヘッドが高温になっ
ています。プリント紙を取り外す際、サーマルヘッ
ドに触れるとやけどの原因となることがあるのでご
注意ください。
コンピューターからプリ
ントする
プリントを始める前に
・ プリンターとコンピューターなどの接続は済んでいます
か。(10ページ)
・ インクリボンとプリント紙は正しく取り付けられていま
すか。(11 ページ)
・ インクリボンとプリント紙は正しい組み合わせでセット
されていますか。(25 ページ)
プリントするには
フランジを手前から内側に回転させなが
ら、浮いている紙を巻き取る。
1
ONLINE ランプ
液晶ディスプレイ

操作
17
コンピューターからプリントする
1
コンピューターとプリンターの電源を入れます。
数秒後、液晶ディスプレイに次のメッセージが表示
されます。READY 表示が出て、ONLINE ランプが
点灯している間は、いつでもプリントできます。
液晶ディスプレイ上の表示とプリントパックについ
て
ご注意
・ コンピューターよりプリンターの電源を先に入れ
てください。
・ プリンターの電源を切った後再び電源を入れる場
合は、5秒たってから電源を入れてください。
・ コンピューターがハードディスクやフロッピー
ディスクにアクセスしているときに、プリンター
の電源を入れたり切ったりしないでください。
2
コンピューターからプリンターに画像データを送り、
プリントを開始します。
詳しくは、プリンタードライバーソフトウェアの説
明書をご覧ください。
1画像データが送れられてくると、次のメッセージ
が表示されます
:全体の 20% を表示しています。上図の場
合は 60% 分のデータが転送されていることを示
します。
2コンピューターからプリント開始の命令が送ら
れ、プリントが始まります。
PRINT ランプが点灯し、メッセージが表示され
ます。
3プリント終了後、排紙口からプリント画が出てき
ます。プリント時間は、画像サイズ、インクリボ
ン、およびプリント紙により異なります。
プリントが終わると、PRINT ランプが消灯し、
液晶ディスプレイは READY 表示に戻ります。
ご注意
・ 排紙トレーには、プリント画を 2枚以上ためない
ようにしてください。2枚以上ためると排紙口で
排出されるプリント画がひっかかることがありま
す。排紙口にひっかかったプリント画は、取り出
してください。また、排紙トレーにたまったプリ
ント画は必要に応じて取り出してください。
・UPC-R57 を使用してプリントするときは、排紙
トレーを閉じてください。
データ転送やプリントを途中でやめるには
FEED ボタンを 1 秒以上押し続けます。現在プリント中
の画像は最後までプリントされ、排出されます。
プリント紙が排出されるとプリンターは READY 表示に
戻ります。プリントする画像や枚数を設定していた場合
は、無効となります。
液晶ディスプレイ上の表示 プリントパック
R35 UPC-R35
R46 UPC-R46
R57 UPC-R57
プリント紙またはインクリボンのうち少ないほ
うの残量が表示される。
プリント画のサイズ
データ転送中であることを示す。
プリント過程により、色表示が変わります。
プリント開始:YELLOW t MAGENTA t
CYAN t LAMI t プリント終了
プリントされる枚数

操作
18 グレーバランスを調節する
メモリーについて
コンピューターから送られる画像データは、プリンター
内のメモリーに記憶されます。一度に複数の画像データ
を記憶することができます。
プリントできないとき
・MENU ボタンを押してリボンの残量や、プリントした
枚数を確認しているときは、プリンターはオフライン状
態になり、コンピューターからプリントすることはでき
ません。
・ エラーメッセージが液晶ディスプレイに表示されている
ときは、操作できません。「メッセージ一覧」(26 ペー
ジ)をご覧ください。
ご注意
プリント画を保存するときは
・ 直射日光の当たるところや、温度や湿度の高いところに
置かないでください。色が退色する場合があります。
・ プリント画に粘着テープを貼ったり、プリント画を消し
ゴムやデスクマットなどの可塑材を含むものに触れさせ
ないでください。
・ プリント画にアルコールなどの揮発性有機溶剤をこぼさ
ないようにしてください。
グレーバランスを調節する
インクリボンとプリント紙は、ペアごとにグレーバラン
スにばらつきがある場合があります。新しいインクリボ
ンとプリント紙は、同じ箱に入っているものをペアで使
用してください。また、新しいインクリボンとプリント
紙を取り付けたときには、グレーバランスの調整を行う
ことをおすすめします。
プリンターのグレーバランスは出荷時は No.0 に設定され
ています。設定した値は電源を切っても保持されます。
ご注意
画像のプリント中は、グレーバランスの調整はできませ
ん。
1
CALIBRATION ボタンを押します。
ONLINE ランプが消灯し、プリンターはオフライン
状態になります。
2
F、fボタンを押して「GRAY PATCH PRINT」を
選びます。
3
EXEC ボタンを押します。
プリンターはオンライン状態に戻り、プリントが開
始されます。
UPC-R35、UPC-R46 の場合は、プリント Aとプ
リント Bの2枚に分けてプリントされます。
UPC-R57 の場合は、1 枚にプリントされてでてき
ます。
2,7,8,9,10
3
ONLINE ランプ
1,6,11
「GRAY PATCH PRINT」が表示さ
れるまで F、fボタンを押す。

操作
19
グレーバランスを調節する
4
プリント結果 Aを見ながら、No.0 ~No.88 のパター
ン中、グレーバランスが最適と思われるものを決め
ます。
5
再度、プリント結果 Bを見ながら、No.0 ~No.88 の
パターン中、グレーバランスが最適と思われるもの
を決めます。
6
CALIBRATION ボタンを押します。
ONLINE ランプが消灯し、プリンターはオフライン
状態になります。
7
F、fボタンを押して「GRAY ADJUST [A]」を選
びます。
グレー調整バランスモードに入ります。
8
G、gボタンを押して、手順 4で選んだパターン番号
を表示させます。
例:手順 4でNo.18のパターンがグレーバランス
最適と判断した場合
9
F、fボタンを押して「GRAY ADJUST [B]」を選
びます。
グレー調整バランスモードに入ります。
10
G、gボタンを押して、手順 5で選んだパターン番号
を表示させます。
例:手順 5でNo.39 のパターンがグレーバランス
最適と判断した場合
11
CALIBRATION ボタンを押します。
プリンターは、オンライン状態に戻り、ONLINE ラ
ンプが点灯します。
「GRAY ADJUST」が表示され
るまで F、fボタンを押す。
G、gボタンを押してグレーバ
ランスの No.18を表示させる。
「GRAY ADJUST」が表示され
るまで F、fボタンを押す。
G、gボタンを押してグレーバ
ランスの No.39 を表示させる。

操作
20 プリントした枚数およびインクリボン・プリント紙の残量を表示する
プリントした枚数および
インクリボン・プリント
紙の残量を表示する
プリントした枚数を表示する
電源を入れてからプリントした枚数の合計を表示させる
ことができます。電源投入後プリントしていない場合は、
「0」が表示されます。また、プリンターの使用を開始し
てから今までに何枚プリントしたかを表示させることが
できます。
1
MENU ボタンを押します。
ONLINE ランプが消灯し、プリンターはオフライン
状態になります。
2
F、fボタンを押して表示させたい項目を選びます。
電源投入後からのプリント枚数を表示させたい場合
「CURRENT PRINTS」を選びます。
プリンターを初めて使用してからプリントしたのべ
枚数を表示したい場合
「TOTAL PRINTS」を選びます。
3
確認後再度 MENU ボタンを押します。
プリンターは、オンライン状態に戻り、ONLINE ラ
ンプが点灯します。
プリント紙・インクリボンの残量を
表示させる
プリント紙およびインクリボンの残量を液晶ディスプレ
イに表示させることができます。
21,3
ONLINE ランプ
「CURRENT PRINTS」が表示される
まで F、fボタンを押す。
プリントした枚数
「TOTAL PRINTS」が表示される
まで F、fボタンを押す。
プリントした枚数
2
1,3
ONLINE ランプ
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