JUKI DLN-6390 User manual

取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL BETRIEBSANLEITUNG
MANUEL D’UTILISATION MANUAL DE INSTRUCCIONES
MANUALE D’ISTRUZIONI
使用说明书
注意: このたびは、当社の製品をお買い上げいただきましてありがとうございました。
安全に使用していただくために、使用前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を保管してください。
NOTE : Read safety instructions carefully and understand them before using.
Retain this Instruction Manual for future reference.
HINWEIS : Lesen Sie die Sicherheitsanweisungen aufmerksam durch, um sich mit ihnen vertraut
zu machen, bevor Sie diese Maschine in Betrieb nehmen. Bewahren Sie diese
Bedienungsanleitung für spätere Bezugnahme auf.
NOTE : Avant d’utiliser la machine, lire attentivement toutes les consignes de sécurité.
Conserver ce manuel pour pouvior le consulter en cas de besoin.
NOTA : Antes de comenzar a usar esta máquina lea con detención hasta comprender todas las
instrucciones de sequridad. Conserve este Manual de instrucciones a mano para futuras
consultas.
NOTA : Leggere attentamente e compredere tutte le istruzioni per la sicurezza prima di inziare l’ uso
di questa macchina. Conservare questo Manuale d’Instruzioni per pronto riferimento.
注意 : 为了安全地使用,请您在使用之前一定阅读本使用说明书。
另外,请您注意保管本使用说明书,以便随时查阅。
DLN-6390
DLN-6390-7
No.11
40004051


i
日本語
日本語

ii
日本語

i
日本語
ミシン、自動機、付帯装置 ( 以下機械と言う ) は、縫製作業上やむをえず機械の可動部品の近くで作業する
ため、可動部品に接触してしまう可能性が常に存在していますので、実際にご使用されるオペレータの方お
よび、保守、修理等をされる保全の方は、事前に以下の を熟読されて、十分理
解された上でご使用ください。この に書かれている内容は、お客様が購入され
た商品の仕様には含まれない項目も記載されています。
なお、取扱説明書および、製品の警告ラベルを十分理解していただくために、警告表示を以下のように使い
分けております。これらの内容を十分に理解し、指示を守ってください。
安全にご使用していただくために
!
@
1
2
3
3
2
1
1
23

ii
安全についての注意事項

iii
日本語
!
@
#
$

iv

v
日本語
DLN-6390 シリーズをより安全にお使いいただくための注意事項
危険
注意

vi
安全装置について
ここに記載されている機械および安全装置はあくまで、日本国内仕様として製造された機種およびそれに装
着・同梱された安全装置であり、仕向地、仕様により異なる場合もあります。

vii
日本語
目 次
!. 仕 様 ............................................................................................................... 1
@. ミシンの据え付け(共通) .................................................................................. 2
#. ミシンの据え付け(DLN-6390-7) ................................................................. 8
$. ミシンの据え付け(DLN-6390) ...................................................................12
%. 給油・排油 ....................................................................................................17
^. ミシンの使い方 ..............................................................................................21
&. ミシンの調整 .................................................................................................26
*. 縫いのトラブルと対応 .....................................................................................33
(. 糸切り関係 ....................................................................................................35
). オプション関係のセットアップ ........................................................................38
_. SC-921 の設定 ............................................................................................43

1
!. 仕 様
用途 裾上げ、ウェストバンド付け(本縫仕様)、ヘム縫い(本縫仕様)
最高縫い速度
縫い目ピッチ 3.6 mm 以下:5000 sti/min
縫い目ピッチ 3.6 mm を超える場合:4500 sti/min
縫い目ピッチ 2.1mm、2.3 mm、2.5mm、2.8 mm、3.2 mm(標準)、3.6 mm、4.2mm * : オプション
使用針
シュメッツ UY180GVS Nm140(シャンク径φ 1.84)
使用範囲:Nm90 〜 150(#14 〜 22.5 相当)
針棒ストローク 35 mm
天びんストローク 123 mm
使用釜 自動給油式専用全回転 1.7 倍釜
押え上昇量
(上下ローラー間)
押え上げレバー:4.5 mm
自動押え上げ:13 mm(最大 14 mm)
ひざ上げ(マニュアル式):13 mm(最大 14 mm)
送り方式 上下ローラー連続送り方式
ラッパ開閉方式 エアーシリンダー駆動 マニュアル式
使用油 JUKI ニューデフレックスオイル No.1
または JUKI MACHINE Oil #7
縫い目ピッチ調整方式 ギヤ交換式
針固定方式 ナット抱き締め式
モータ SC-921/M51N 400W クラッチモータより対応可
騒音 JIS B 9064 に準拠した測定方法による「騒音レベル」
縫い速度 =4500sti/min:騒音レベル≦ 82d B(定常運転時、付属装置作動時 *2)

2
日本語
@. ミシンの据え付け(共通)
テーブルとモーター、エアーユニット等の位置関係は下記に示すテーブル図面を参考に配置してください。
A
B
C
D
E
C
E
110 50 40
44
A
240.5
70
360
535
351 116
830
24 300 580
49
Z
Z
227.7
114
85
78
74
195
75
298
393.3
414
278
213
183 20
R30
R30
303
2R 17.5
R30
325
R30
425
284
271
100 257 (178)
(120)195220
4R8
28
48.3
120.5
152
159 57
B
26
8.5
30˚
8
1
66.5
140
D
R30

3
カラー 3を木ねじ 2でテーブル上面 4にしっかりと固定後、防振ゴム 1をはめ込んでください。(4 ヶ
所 / テーブル参考図 A部)(位置はテーブル参考図を参照ください。)
防振ゴム 1をしっかりとテーブル 4に固定後、ミシン 5の裏面の凹部(4 ヶ所)を防振ゴム 1に合
わせてミシン 5をテーブルに設置してください。
5
1
2
3
4 →
1) ベルト 1をミシンプ-リ 2に掛けてください。
2) ミシンプーリ 2を回しながら、ベルトの片方を
モータプーリ 3に掛けてください。
3) ベルトの中央部を約 10 N(1.02 kgf)の力で
押したとき、たわみ量が 10 〜 15 mm になる
ようにベルトを張ってください。
4) ベルトを張り終わったら、ロックナット 4で確
実に固定してください。
3
2
4
1

4
日本語
1) 糸立装置を図のように組み付け、テーブルの穴
に取り付けてください。
2) 糸立装置が動かない程度に止めナット 1を締め
てください。
3) 天井配線を行なう場合は、電源コードを糸立棒
2の中に通してください。
1
2

5
1) テーブルに糸巻台 1を木ねじ 2で固定します。
(木ねじ 3 ヶ所)(固定位置はテーブル参考図を
参照ください。)
2) 糸巻台 1に糸巻装置 3を仮固定します。(ねじ
+座金 2 ヶ所)
3) ベルトカバー支柱 4をアームのねじ穴に取り付
けます。
4) ベルトカバー A6の穴にはずみ車をくぐらせ
アームにセットします。このとき、下図のよう
に斜め後ろ側からベルトカバー A6を傾けて入
れるとスムーズに取り付きます。
5) ベルトカバー B5をタップ CD のところに置
きます。
6)
ねじと座金
789
でベルトカバー A
6
をアームに
固定します。このときのねじ締めトルクは、
7
ねじ
→ 3 N ・ m、
8
ねじ→ 2.5 N ・ m としてください。
また、これ以上締め付けても効果はありません。
7) ベルトカバー A キャップ !0 をはめ込みます。
8) ベルトカバー B5を後方に動かし、ベルトカバー
B5のゴム部が、ベルトカバー A6に当たって
から、さらに 0.5 〜 1 mm 動かした位置でねじ、
座金により固定します。
9) 仮固定していた糸巻き装置 !1 を適切な位置に前
後調整して固定します。
6
!1
1
C
45
67
8
9
!0
7
1
3
2
2
2
D

6
日本語
ミシンに巻き具 1を止めねじ 2(締め付けトルク
4 〜 6 N ・ m)を使用して取り付けてください。
・ 上下位置:左ガイド部と針板のスキマは 0.3 〜
1.2 mm
・ 前後位置:押えとのスキマは 0.3 〜 1.2 mm
・ 左ガイド:針板左端面から 8 〜 10 mm
・ 右ガイド:押え右端面とのスキマは 0.2 〜 0.8
mm
・ 針板上面及び針板前面に対し、巻き具をほぼ平
行に組み付けてください。
・ 巻き具の先端 4とエアーシリンダー先端 3の
スキマは 2 〜 3 mm となるように止めねじ 5
をゆるめてエアーシリンダーの左右位置を調整
してください。
・ 巻き具の先端 4に対してエアーシリンダー先端
3は、ほぼ中央になるようにしてください。
1
2
5
6
3
4
4

7
セットアップ時、下図に示す部位に付属のグリス (JUKI GREASE A TUBE:40006323) を塗布し
てください。
・ DLN-6390 の場合
A〜C部の段ねじ ( ※ ) と送り調節ギヤ交換時、D部ギヤ外周に塗布してください。
・ DLN-6390-7 の場合
図の D部のみ送り調節ギヤ交換時に塗布してください。
D
A
CB

8
日本語
3) 頭部タイプを選択後、 スイッチ
3( スイッチ 4) を押すことに
より、ステップが 96、または 94
に進み、頭部タイプに合わせて設
定内容が自動的に初期化されます。
2) スイッチ 5( スイッチ 6)
を押すことにより、頭部のタイプ
を選択することができます。
※ 頭部のタイプは、別紙の「頭部一
覧表」または頭部の説明書を参照
してください。
#. ミシンの据え付け(DLN-6390-7)
当項目は、DLN-6390-7 使用時のみ適用されます。
SC-921 の取扱説明書を参照し、モータと SC-921 を取り付けてください。
V ベルト、モータプーリはミシンの付属品を使用してください。
SC-921 を DLN-6390-7 に使用するため、SC-921 セットアップ後に次の設定をする必要があります。
1) SC-921 取 扱 説 明 書「#-6.
SC-921 機能設定について」を参
照し、機能設定 No.95 を呼び出し
ます。
•
•
•
•
6
543
6
543
6
543

9
2) アースコード組 3の先端とひざスイッチ(組)
4の先端をコネクタ 5の図の位置に差し込ん
でください。
ひざスイッチ(組)4の先端のコードは、差し
込む場所があっていれば色の指定はありません。
3) ミシンのコードは、テーブル下部で 11 頁の配
線図に従い付属のコードと接続し、SC-921 の
電装 BOX 内部のコネクタに差し込んでくださ
い。
詳しくは SC-921 の取扱説明書を参照してくだ
さい。
3
4
5
1)
テーブルにミシン設置後、図のようにテーブルの
穴
1からコードをテーブル下側に通してくださ
い。
また、後で配管するエアーチューブは 2を通し
てください。
12
1 CN30 モータ信号コネクタ
2 CN38 操作パネル:各種縫いを設定することができ
ます。(CP-18 以外のパネル機能の詳細はパ
ネル側の取扱説明書を参照ください。)
3 CN33 検出器:針棒位置を検出します。
4 CN37 押え上げソレノイド(自動押え上げ仕様のみ)
5 CN48 安全スイッチ(標準):電源を切断せずにミ
シンを倒した際、危険防止のためミシン操作
を禁止します。
オプションスイッチ:内部機能を切り換える
ことにより入力機能を変更できます。
6 CN42 糸切安全スイッチ
7 CN39 立ちミシンペダル:JUKI 標準の PK70 等、
外部信号にてミシンを制御できます。
8 CN55 + 24 V外部電源
9 CN57 簡易生産管理カウンタ入力
!0CN36 頭部ソレノイド:糸切り、返し縫いソレノイ
ド、タッチバックスイッチ等
!1 CN54 布端検知センサ ED-5 等
!2CN51 オプション入出力
!3CN56 オプション出力(電磁弁出力)
!4CN34 ペダルセンサ:SC-921 付属のペダルセン
サを接続し、ミシンを操作します。
8
!0 4
9
7
2
5
1
3
6
!1
!2
!3
!4
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3
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1
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